生成AIを業務に取り入れたいものの、何から手をつければよいか分からない。そう考えて、AIコンサルへの依頼を検討する企業が増えています。
一方で、AIコンサルの料金は「1回数万円」から「月額100万円超」まで幅があり、相場がつかみにくいのが実情です。
この記事では、AIコンサルの費用を支援内容別に目安で整理し、料金体系の違い、見積もりで確認すること、依頼しなくてよいケース、使える補助金・助成金まで、公的な資料をもとにまとめます。
中小企業のAI活用の現状と、外部の支援が検討される理由
費用の話に入る前に、国内企業の生成AIの活用状況を確認しておきます。外部の支援が必要かどうかを考える材料になるためです。

総務省の「令和7年版 情報通信白書」によると、生成AIを「積極的に活用する方針」または「活用する領域を限定して利用する方針」を定めている日本企業は49.7%でした。前年度の調査(42.7%)から増えていますが、他の国より低い傾向にあるとされています(出典:総務省「令和7年版 情報通信白書 企業におけるAI利用の現状」)。
同じ白書では、日本の中小企業では方針を明確に定めていないという回答が約半数を占めています。また、何らかの業務で生成AIを使っている割合は55.2%で、導入時の懸念として最も多く挙がったのは「効果的な活用方法がわからない」でした(出典:総務省「令和7年版 情報通信白書」)。
人材の面でも課題があります。IPA(情報処理推進機構)の「DX動向2025」では、DXを推進する人材の量が「やや不足している」「大幅に不足している」と答えた企業の合計が85.1%にのぼりました(出典:IPA「DX動向2025」)。
「使い方が分からない」「社内に推進できる人がいない」。この2つが重なったときに、外部のAIコンサルが選択肢に上がります。逆にいえば、どちらかを社内で補えるなら、依頼する範囲は小さくできます。
AIコンサルとは?依頼できる支援の範囲
AIコンサルは、AIを業務に取り入れるための計画づくりから、導入・定着までを外部の専門家が支援するサービスです。
一口にAIコンサルといっても、依頼できる範囲は会社によって大きく異なります。まずは、どこまでを任せたいのかを整理することが、費用を正しく比べる出発点になります。
主な支援の範囲は、次のとおりです。
- 現状の業務を聞き取り、AIで改善できそうな業務を洗い出す
- 対象業務の優先順位、進め方、社内体制、利用ルールを決める
- 小さな範囲で試験導入し、効果を検証する(PoC)
- 社員向けの研修や、生成AIの利用ガイドラインをつくる
- ツールの設定や業務フローの見直しを、一緒に手を動かして進める
- 独自のAIシステムを開発したり、既存のシステムとつないだりする
上に行くほど「考える支援」、下に行くほど「つくる支援」です。つくる支援になるほど、費用は大きくなる傾向があります。
AIコンサルの費用相場【支援内容別の目安】
支援内容ごとの費用の目安を表にまとめました。従業員10〜100名程度の中小企業が、1〜2部門を対象に依頼する場合を想定しています。

| 支援内容 | 主な中身 | 費用の目安 | 期間の目安 |
|---|---|---|---|
| スポット相談・簡易診断 | 聞き取り、活用できる業務の洗い出し | 1回数万円〜30万円程度 | 1日〜2週間 |
| 戦略策定・ロードマップ | 対象業務の選定、優先順位、体制づくり | 30万〜300万円程度 | 1〜2か月 |
| PoC(試験導入) | 小さな範囲での効果検証 | 50万〜300万円程度 | 1〜3か月 |
| 社内研修・ガイドライン整備 | 研修の実施、利用ルールの策定 | 1回10万〜30万円程度 | 数日〜1か月 |
| 月額顧問(助言が中心) | 定例の打ち合わせ、随時の相談 | 月5万〜30万円程度 | 6か月〜 |
| 月額伴走(実務まで支援) | 業務改善の実行、ツール設定、定着支援 | 月30万〜80万円程度 | 6か月〜 |
| システム開発・連携 | 独自AIの開発、既存システムとの連携 | 300万円〜(1,000万円を超える例もある) | 3〜6か月 |
※2026年時点で公開されている比較記事や料金ページをもとに、ツナグバ編集部が整理した目安です。公的な統計ではありません。支援範囲、稼働量、担当者の専門性によって大きく変わります。
大手のコンサルティングファームに全社規模の変革を依頼する場合は、さらに高額になることがあります。中小企業が最初に検討するなら、スポット相談か、範囲を絞った月額支援から始めるのが一般的です。
公的な支援と比べて、相場観をつかむ
民間のコンサルと比べる材料として、公的な支援の費用も知っておくと役に立ちます。
国が設置した経営相談所である「よろず支援拠点」は47都道府県にあり、経営上の相談に何度でも無料で対応するとしています(出典:中小企業基盤整備機構「よろず支援拠点」)。AIに特化した窓口ではありませんが、どの業務から手をつけるかを整理する最初の相談先にはなります。
社員の研修であれば、独立行政法人高齢・障害・求職者雇用支援機構の生産性向上人材育成支援センターが、中小企業等向けに「生産性向上支援訓練」を行っています。案内資料では、受講料は1人あたり3,300円〜6,600円(IT業務改善のコースは2,200円〜4,400円)、訓練時間は6〜30時間とされています(出典:高齢・障害・求職者雇用支援機構「生産性向上人材育成支援センターのご案内」)。
こうした公的な支援で足りる部分と、自社の業務に合わせて伴走してもらう部分を分けると、民間のコンサルに依頼する範囲を絞れます。
料金体系と依頼先のタイプ
同じ支援内容でも、料金体系によって支払い方とリスクの持ち方が変わります。主な料金体系は3つです。
顧問・アドバイザリー型(月額固定)
毎月決まった金額で、定例の打ち合わせや随時の相談を受けられる形です。
社内に推進担当者がいて、自分たちで手を動かせる会社に向いています。反対に、作業まで任せたい会社には物足りないことがあります。
契約前に、月の打ち合わせ回数、チャット相談の範囲、資料作成の有無を確認しておくと、他社と比べやすくなります。
プロジェクト型(成果物と期間を決める)
「3か月でロードマップをつくる」「2か月で議事録作成の仕組みを試験導入する」など、成果物と期間を決めて契約する形です。
ゴールが明確なときに向いています。ただし、途中で要件が変わると追加費用が出やすい点に注意が必要です。
成果報酬型・レベニューシェア
初期費用を抑え、削減できたコストや増えた利益の一部を報酬として支払う形です。
導入時の負担は軽くなります。一方で、効果の測り方があいまいだと、報酬額をめぐって揉める原因になります。採用する場合は、効果の算出方法を契約書に明記しておきます。
依頼先は4タイプ。自社の規模と目的で選ぶ
AIコンサルの依頼先は、大きく4つのタイプに分かれます。どのタイプが良い・悪いではなく、自社の規模と目的に合うかで選びます。
| タイプ | 得意なこと | 向いている会社 | 費用感の傾向 |
|---|---|---|---|
| 大手のコンサルティングファーム | 全社戦略、大規模な変革 | 大企業、複数拠点の企業 | 高い |
| AI専門の開発会社 | 独自AIの開発、技術検証 | 開発まで見込む企業 | 中〜高い |
| システム開発会社 | 既存システムとの連携、構築 | 基幹システムと連携したい企業 | 一括で大きくなりやすい |
| 中小企業向けの伴走・研修型 | 業務改善、社員教育、定着支援 | 従業員10〜100名程度の企業 | 月額で抑えやすい |
中小企業が最初の一歩として選ぶなら、伴走・研修型が候補になりやすいです。既存のAIツールを使って業務を見直す支援が中心で、開発費がかからない分、費用を抑えやすくなります。
一方、独自のシステム開発が前提なら、開発会社やシステム開発会社のほうが適しています。伴走型に依頼したあとで開発が必要になった場合は、そこで改めて開発会社を探す、という順番でも問題ありません。
費用が変わる要因と、コンサル費以外にかかる費用
費用を左右する5つの要因
- 対象範囲:1部門の1業務か、全社の複数業務か
- 関与の深さ:助言だけか、実務まで一緒に進めるか
- 期間:単発か、半年〜1年の継続か
- 開発の有無:既存のAIツールを使うか、独自に開発するか
- 担当者の専門性:AIの技術者か、業務改善の実務経験者か
見積もりを比べるときは、金額だけでなく、この5つの条件がそろっているかを確認します。条件が違う見積もりを並べても、高いか安いかは判断できません。
見落としやすい「コンサル費以外」の費用
AI導入の総額は、コンサル費だけでは決まりません。次の費用も見込んでおきます。
- AIツールの利用料:法人向けの生成AIは、1人あたりの月額課金が多い。利用人数が増えるほど毎月の固定費になる
- APIの従量課金:システムに組み込む場合、使った量に応じて費用がかかる
- データの整備費:紙の書類や散らばったファイルを整理する作業
- 社内の工数:推進担当者や現場の社員が打ち合わせや検証にかける時間
- 運用・保守:導入後のルール更新、問い合わせ対応、ツールの見直し
特に見落としやすいのが社内の工数です。外部に依頼しても、業務を知っている社員の協力がなければ、改善は進みません。
情報の扱いとルールづくりも費用に含めて考える
社内の情報をAIに入力する以上、利用ルールの整備は避けて通れません。個人情報保護委員会は、生成AIサービスに個人情報を含むプロンプトを入力する場合、利用目的を達成するために必要な範囲内かを十分に確認するよう注意喚起しています(出典:個人情報保護委員会「生成AIサービスの利用に関する注意喚起等」)。
AIの出力をどう扱うかについても、国の指針があります。経済産業省・総務省の「AI事業者ガイドライン」では、AIの利用者に向けて、次のような考え方が示されています。
AI の出力結果が公平性を欠くことがないよう、AI に単独で判断させるだけでなく、適切なタイミングで人間の判断を介在させる利用を検討する
出典:経済産業省・総務省「AI事業者ガイドライン(第1.1版)本編」
AIコンサルに依頼する場合は、こうしたルールづくりや、人が確認する工程の設計まで支援範囲に入っているかを確かめます。入っていなければ、社内で用意する工数を別に見込む必要があります。
費用対効果の考え方(条件つきの試算)
AIコンサルに払う金額が妥当かどうかは、「どれだけの時間やお金が浮くか」と比べて判断します。
ここでは、次の条件で試算してみます。数字はすべて仮定です。
| 項目 | 仮定の数字 |
|---|---|
| 対象となる社員 | 事務・営業の10名 |
| 1人が資料作成や転記にかける時間 | 月20時間 |
| AIで短縮できる割合 | 3割 |
| 1時間あたりの人件費(社会保険料などを含む) | 2,500円 |
この条件では、短縮できる時間は月60時間です。金額にすると月15万円相当になります。
月額30万円の伴走支援を契約した場合、時間の削減だけでは費用を回収できません。月額10万円程度の支援であれば、試算のうえでは回収できる計算です。
もちろん、提案書の質が上がって受注が増える、対応が早くなって顧客満足が上がる、といった効果もあります。ただし、こうした効果は測りにくいため、まずは時間の削減で回収できるかを基準にするのが現実的です。
判断の基準をまとめると、次のようになります。
- 削減できる時間 × 1時間あたりの人件費 が、月額費用を上回る見込みがあるか
- 3か月以内に効果を確かめられる業務が、最低1つあるか
- 支援が終わったあと、社内だけで運用を続けられる形になっているか
3つめは特に重要です。支援期間中だけ成果が出て、終わると元に戻るのでは、費用が無駄になります。
座学で終わらせず、自社の業務を題材にして仕組みをつくりながら学ぶ、手を動かしながら学ぶAI業務改善の集中プログラムのような形を選ぶと、支援後も社内に仕組みが残りやすくなります。
費用を無駄にしない進め方
費用を抑えつつ成果を確かめるには、段階を分けて契約するのが基本です。一般的には、次の順番で進めます。

- スポット相談や簡易診断で、AIで改善できそうな業務を洗い出す
- 効果が出やすく、測りやすい業務を1つ選んで試験導入する
- 削減できた時間やミスの数を測り、続けるかどうかを判断する
- 効果が確認できた業務から、ほかの部門や業務に広げる
段階ごとに「続ける・やめる」を判断できるため、大きな契約をしてから期待外れだった、という事態を避けやすくなります。
最初の診断の段階で、複数の会社の話を聞いて比べておくと、次の段階で依頼先を選ぶときの判断材料になります。
依頼前に確認するチェックリスト
見積もりを取る前に社内で決めておくこと、見積もりの段階で確認することを、チェックリストにまとめました。
見積もりを取る前に社内で決めること
- AIで改善したい業務を、具体的に1〜3つ挙げられるか
- 成功の基準(削減したい時間、減らしたいミスなど)を決めたか
- 社内の推進担当者を1名以上決めたか
- 予算の上限と、検証にかける期間を決めたか
見積もりの段階で確認すること
- 担当者は、自社の業種や業務に近い実務経験があるか
- 成果物(報告書、手順書、設定済みのツールなど)は何か
- 月の打ち合わせ回数と、相談できる範囲はどこまでか
- AIツールの利用料は、見積もりに含まれるか別途か
- 要件が変わったときの追加費用の条件はどうなっているか
- 社内の情報をAIに入力するときの、セキュリティの考え方は示されているか
- 支援終了後に、自社だけで運用できる状態をゴールにしているか
- 解約の条件と、途中解約の扱いはどうなっているか
同じ条件で2〜3社から見積もりを取ると、相場観がつかみやすくなります。
AIコンサルに依頼しなくてよいケース
AIコンサルは、どの会社にも必要なわけではありません。次のような場合は、まず自社で試してから判断しても遅くありません。
- 「まず触ってみたい」段階の場合:法人向けの生成AIを数名で使い、文章作成や要約など身近な業務で試すところから始められます。
- 対象業務が1つで小さい場合:議事録の作成など範囲が限られるなら、ツールの導入と社員研修で足りることがあります。
- 社内に推進担当者を置けない場合:外部に丸投げしても、業務を知る人がいなければ定着しません。担当者を決めてから依頼するほうが、費用を無駄にしにくくなります。
- 書類やデータが紙中心の場合:AIを使う前に、書類の電子化やデータの整理が先です。
反対に、AIコンサルを使う価値が大きいのは、改善したい業務が複数あり、優先順位や進め方を社内だけでは決めきれない場合です。経営・営業・採用など複数の部門にまたがるときも、全体を見渡せる外部の支援が役に立ちます。
補助金・助成金で費用負担を抑える
AIの導入や研修には、国の補助金や助成金を使える場合があります。いずれも要件が細かく、毎年見直されるため、申請前に最新の公募要領や支給要領を確認してください。
デジタル化・AI導入補助金2026
中小企業のITツール導入を支援する補助金です。令和7年度補正予算事業から、旧「IT導入補助金」が「デジタル化・AI導入補助金」に名称変更されました(出典:中小企業庁「デジタル化・AI導入補助金2026」概要資料)。概要資料では、補助金の目的を次のように説明しています。
中小企業・小規模事業者等の労働生産性の向上を目的として、デジタル化やDX等に向けたAIを含むITツール(ソフトウェア、サービス等)の導入を支援する補助金。
出典:中小企業庁「中小企業デジタル化・AI導入支援事業」概要資料(令和8年4月)
通常枠では、ソフトウェアの購入費やクラウド利用料(最大2年分)に加え、導入関連費として導入・活用コンサルティング、導入設定・マニュアル作成・導入研修、保守サポートに係る費用が対象です。補助率は原則2分の1以内で、補助額はITツールのプロセス数が1〜3つなら5万円〜150万円未満、4つ以上なら150万円〜450万円以下とされています(出典:中小企業庁「デジタル化・AI導入補助金2026」概要資料)。
ただし、対象になるのは登録されたITツールの導入にともなう費用です。コンサルティングだけを単独で依頼する場合は、対象になりません。
人材開発支援助成金(研修の部分)
社員向けのAI研修には、厚生労働省の人材開発支援助成金を使える場合があります。事業展開等リスキリング支援コースでは、中小企業の経費助成率は75%、賃金助成は1人1時間あたり1,000円です(出典:厚生労働省「事業展開等リスキリング支援コース」リーフレット(令和8年4月8日版))。
ただし、コンサルティングの費用をそのまま助成金でまかなうことはできません。厚生労働省のパンフレットには、次のように書かれています。
単に既存のアプリやシステムを購入してその操作方法を習得する場合や、コンサルタントによる指導は、対象になりません。
出典:厚生労働省「人材開発支援助成金(事業展開等リスキリング支援コース)」パンフレット(令和8年8月3日版)
また、2026年8月3日以降に提出する計画届からは、「生成AIを利用するために汎用的なプロンプトの作り方を学ぶ訓練」が対象外の例として示されました(出典:厚生労働省「令和8年8月3日からの変更点について」)。
助成金を使いたい場合は、研修の中身を自社の職務に結びつけて設計する必要があります。コンサルの提案に研修が含まれているなら、その部分だけを切り出して要件に合うかを労働局に確認します。
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- AI活用が失敗する理由7つ|中小企業が成果を出す進め方と判断基準
ツナグバで、AI導入支援のサービスを比べる
ツナグバは、BtoBのサービスを無料で比べられる掲載サイトです。気になるサービスの資料を、複数まとめて無料で請求できます。
AIの導入支援では、次のようなサービスを掲載しています。
- AI仕事改革:生成AIで業務プロセスを見直し、課題分析から業務改善、AIの実装・運用まで一貫して支援します。経営・営業・採用・マーケティングの実務経験者が担当します。料金は月額10万円〜(内容により変動)。従業員10〜100名の中小企業が対象で、全国にオンラインで対応しています。
- 手を動かしながら学ぶ、AIによる業務改善の集中プログラム:座学ではなく、自社の業務を題材に、実際に使える仕組みをつくりながら学ぶプログラムです。AIを業務に取り入れたい中小企業に向いています。
資料を見比べて、支援の範囲や進め方が自社に合うかを確かめてから相談すると、見積もりの比較もしやすくなります。
生成AIで業務を見直す、AI活用の伴走支援
こんな課題に向いています。
- 人手が足りず、一人ひとりの業務の負担が増えている
- 特定の社員に頼っている業務があり、引き継ぎが難しい
- AIツールを入れたものの、現場で使われていない
主な特徴は次のとおりです。
- 経営課題から逆算してAIを使う:AIの導入そのものを目的にせず、売上や利益、生産性につながる業務改善から考えます。
- 設計から実装・運用まで一貫して支援:業務の分析や改善の提案だけでなく、実際に使うAIの業務フローを作り、社内での運用まで支援します。
- 1つの業務から試して段階的に進められる:まずは1つの業務を対象に、AI活用を試作・検証するトライアルから始められます。効果を確かめながら対象を広げます。
資料で確かめたいことの例です。
- 自社のどの業務から始めるのがよいか
- トライアルの範囲と、本格導入に進むときの条件
- 支援の体制と、担当者の実務経験
手を動かしながら学ぶ、AIによる業務改善の集中プログラム
こんな課題に向いています。
- AIを業務に使いたいが、どの業務から手をつければよいか分からない
- 研修で話を聞いても、自社の仕事にどう当てはめるかが見えない
- 一部の社員だけがAIを試していて、社内に使い方が広がっていない
主な特徴は次のとおりです。
- 自社の業務を題材に学べる:実際に社内で行っている業務を取り上げて進めます。学んだ内容をそのまま現場に持ち帰りやすくなります。
- 手を動かす時間を中心に組み立てる:説明を聞くことに加えて、受講者が自分で操作しながら進めます。つまずいた点をその場で確認できます。
- 使える仕組みを残すことを目指す:プログラムの中で、業務に使う手順や設定を作っていきます。どこまで作るかは内容によって違うため、資料で確認してください。
資料で確かめたいことの例です。
- 受講費用の内訳と、人数による料金の違い
- 対面かオンラインか、開催の形式と期間
- 社内で使っているツールや情報の扱いのルールに合うか
よくある質問
AIコンサルの月額費用の目安はいくらですか?
助言が中心の顧問型で月5万〜30万円程度、実務まで支援する伴走型で月30万〜80万円程度が目安です。中小企業が1〜2部門を対象に依頼する場合を想定した編集部の整理で、範囲や稼働量によって変わります。
小規模な会社でもAIコンサルを使う意味はありますか?
改善したい業務が複数あり、優先順位を社内で決めきれない場合は意味があります。対象業務が1つで小さい場合は、ツールの導入と研修、公的な無料相談で足りることもあります。
コンサル費用に、AIツールの利用料は含まれますか?
多くの場合、含まれません。ツールの利用料は別途、会社が直接契約して支払う形が一般的です。見積もりの段階で必ず確認してください。
AIコンサルの費用に補助金は使えますか?
デジタル化・AI導入補助金2026では、登録ITツールの導入にともなうコンサルティングや研修が対象になります。コンサルティングだけを単独で依頼する場合は対象外です。人材開発支援助成金では、コンサルタントによる指導は対象外とされています。
依頼してから成果が出るまで、どのくらいかかりますか?
範囲を絞った業務であれば、1〜3か月で効果を確かめられることが多いです。全社への展開や定着まで含めると、半年〜1年程度を見込むのが一般的です。
参考資料
- 総務省「令和7年版 情報通信白書」企業におけるAI利用の現状(2025年)
- IPA(情報処理推進機構)「DX動向2025」(2025年6月26日公表)
- 中小企業庁「中小企業デジタル化・AI導入支援事業(デジタル化・AI導入補助金2026)」概要資料(令和8年4月)
- 厚生労働省「人材開発支援助成金」
- 厚生労働省「事業展開等リスキリング支援コース」リーフレット(令和8年4月8日版)
- 厚生労働省「事業展開等リスキリング支援コース」パンフレット(令和8年8月3日版)
- 厚生労働省「事業展開等リスキリング支援コース 令和8年8月3日からの変更点について」
- 経済産業省・総務省「AI事業者ガイドライン(第1.1版)本編」
- 個人情報保護委員会「生成AIサービスの利用に関する注意喚起等」(2023年6月2日)
- 中小企業基盤整備機構「よろず支援拠点」
- 高齢・障害・求職者雇用支援機構「生産性向上人材育成支援センターのご案内」
